2021-06-03 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
ただ一方で、民生委員自体は現実には減ってきているということで、やっぱりそこにサポートし切れていないという問題も見えてきているというふうに思いますので、また別の機会で議論させていただければと思います。 それでは、法案の方の質疑をしたいと思います。
ただ一方で、民生委員自体は現実には減ってきているということで、やっぱりそこにサポートし切れていないという問題も見えてきているというふうに思いますので、また別の機会で議論させていただければと思います。 それでは、法案の方の質疑をしたいと思います。
○山下国務大臣 私の知る限りでは、山形はか幾つかの県を調査してみましたが、これは民生委員が住民に署名を勧誘したということではなく、また民生委員自体の連名も、民生委員が、個々が自発的にやったということであり、また、依頼に基づくというよりも、民生委員の関係においてと申しますか、何かの機会に話があったかもしれませんが、ただ、それぞれすべてが本人の意思に基づいてやっているというふうに私は理解をいたしております
そういった方面からいたしまして、民生委員自体民間の篤志家でございますから、篤志家の活動として民生委員とか児童委員とかそれぞれ分担を分かちて仕事をすることは必ずしも適当でない面があるわけでございます。そういった面で、民生委員と児童委員との兼務ということは必要だということは考えているわけであります。
ただ民生委員の場合は、民生委員自体を見ますと、それは一つの実行組織である、社会福祉におけるところの協力機関であります。自分で仕事をするわけであります。しかし民生委員を協議会に入れました理由は、民生委員が自分たちだけで働いて、自分たちだけで物事をよくしていこうというふうな考えでありますと、今の日本の社会福祉事業というものはうまくいかない。
これが行政機関的なものにもなつてはいかない、補助機関的なものになつていかない、こういう考慮がなされて、個々に連絡であるとか、いろいろその他の民生委員自体の処理機関とし、そこに関係行政官吏が出席をして意見を迷べられることができるようにできておつて、この程度にされてある。これもその趣旨は趣旨で通るのであります。